外壁塗装は梅雨でもできるのか？/鹿児島市の外壁塗装は福永塗装工業 | 外壁塗装 | 鹿児島市の塗装工事なら株式会社福永塗装工業 | 実績が多数ございます

まず、梅雨時期の塗装をするデメリットについてご紹介します。

1、雨の悪影響

これは、誰でも予想ができることかとは思いますが、塗料が乾燥するまえに、雨水にさらされると塗料の品質が悪くなります。

この影響で、ムラや斑点ができてしまったり、塗膜の強度が下がってしまうこともあります。

塗料本来の強度を発揮するために雨が天敵であることは間違いありません。

2、多湿による塗料への悪影響

各種、塗料に対して、施行環境の条件があります。

一般的に、

・湿度　85%以上、

・気温　5度以下

になると、塗料が乾きにくくなるので、メーカーが塗装を避けるように指示しています。

そして、雨の日は湿度85%を上回りやすくなります。

空気中に含まれる水分が、塗料が固まるのを妨害することで、乾きにくくなったり、品質定価の恐れがあります。

例年の気象データで、8月は湿度が平均86%前後になること多いと、資料が出ています。

※気象庁ホームページの気象データを参照しています。

→http://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html

では次に、梅雨時期の塗装はどうやってするのかをご説明します。

これは、単純に、しっかり天気を見ながら、適切な施行スケジュールを立てる。に、なります。

ちなみに外壁塗装自体は、台風シーズンやよほどの積雪が無い限り、いつでも施行することができます。

梅雨は、気象条件に左右はされてしまいますが、適切な手順で工事を行えば、他のシーズンと変わらないクオリティで、塗装をすることが可能です。

天気の影響がある分、工期に時間もかかりますが、梅雨時期は塗装業者もスケジュール調整がしやすいため、

工事の日程も決めやすく、いつも以上に一つの仕事に時間をかけて取り組むことができます。

さらに、梅雨時期だからこそ、外壁や屋根の塗装をしておくことで、最大のメリットがいくつかありますので、

そちらもご紹介しておきます。

◆ 梅雨時期に塗装をするメリット

①雨漏り防止ができる。

雨の多い時期には、これまでには気づかなかった屋根や外壁の老朽化や劣化に気づく機会が増えるものです。

さらに、塗装が劣化している状態で雨水にさらされるのは、建物自体にも悪影響になります。

雨の多い時期に、メンテナンスをすることは安心した生活に繋がります。

②予定が取りやすい

梅雨時期は、塗装ができると知られていはいますが、毎年スケジュールに空きができやすいシーズンです。

そのため、日程も希望通りで決まりやすく、さらに作業性が増すケースもあります。

③真夏や真冬に比べれば作業が行いやすい。

梅雨時期は湿度が高いからムシムシして作業がしにくいのでは？

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、真夏の炎天下や、寒さで手足のかじかむ真冬に比べれば、作業環境は良好と言えます。

梅雨時期は、スケジュールを適切に組んでさえしまえば、作業しやすい時期であると言えます。

◆雨の日に塗装を強行しようとする会社。

雨の日に塗装をしようとする業者の目的は、「受注量を少しでも増やすこと」です。

利益重視で工事をする会社の中には、

「これくらいの雨ならまったく問題ありません。」

と最もそうな理由をつけて工事をしようとしてきますが、少しでも雨が降っていたら、その日の工事は絶対に中止してもらいましょう。

そうしなければ、、

もし、施行完了後に、雨の影響による施行不良が発覚しても、「施主も合意の上で作業を決行した」と主張され、補修をしてくれなくなる可能性があります。

◆雨で中断しても追加工事費用は発生しません。

気象条件による工事の遅延は、人の責任ではありません。

そのため、雨で工事が長期中断したからといって、追加の工事費用を請求されることはありません。

もし業者に、「工事の中断に伴い、追加費用が発生する」と言われても、そもそも追加費用の請求自体が間違っている話なので、決して騙されないようにしてください。

雨の日は、作業を中止してもらう。

これだけ、しっかり念頭に置いて塗装業者とは接しましょう。