火災保険は外壁塗装にも利用できるのか?
マイホームや、自身で所有する建物がある場合、定期的に必要なメンテナンスに「外壁塗装」があります。
外壁塗装を、少しでも安く、綺麗に済ませたいと考える方も多いと思いますが、その中で、よく話題に上がるのが「火災保険」です。
これは、火災保険を適用すれば、外壁塗装にかかる費用の大部分を補填するどころか、実質0円で外壁塗装をすることも可能だからです。
ただし、火災保険はあくまでも、主に火災や自然災害で建物が損害を受けた時に、修繕費用を補償してくれる保険です。
そのため、外壁塗装が火災保険の適用条件に当てはまらないことも当然ながらあります。
そこで、このページでは、火災保険を建物の外壁塗装や屋根の塗装に適用できる条件についてご紹介していきます。
外壁塗装に火災保険を適用できる条件について。
火災保険は、火災だけでなく、落雷や風災、水災にまで対応しているのが一般的です。
つまり、そのような災害によって建物が損害を受け、それを修復する場合は、その修復にかかる費用は火災保険で請求ができます。
その範囲は意外と幅広く、大きな損害はもちろん、外壁の塗装で済むレベルの被害や屋根の補修も、保険を適用することができます。
注意点としては、地震による被害は火災保険だけでは補償されないということ。
その他にも補償の適用外になる事例も細かく定められているので、少しご紹介します。
◆適用外の例
・経年劣化によるもの。
・業者の施行ミスや、施行不良と判断されるもの。
・こどもによる引っ掻き傷など。
・実際の工事金額が、保険の免責金額を下回っている場合。
代表的には、この4つと言えますが、これらが全ての火災保険にあてはまるわけではありません。
人災も補償対象になる火災保険も一部あります。
そのため、自宅で加入している火災保険が、どこまでの範囲を補償しているのか?を事前に知っておくことは、とても大事なことです。
どの保険に加入しているのか?
どこまで補償してくれるのか?
この2つに関して事前に把握し、もし疑問に思うことや、分からないことがあれば、保険の担当者に問い合わせてしっかり確認しておきましょう。
火災保険の種類について
そして、火災保険の種類について大まかに解説をしておきます。
火災保険は、契約内容によって保険の適用範囲が大きく変わります。
今、ご自宅がどの保険に入っているのか?そして、補償範囲はどれくらいなのか?は確認しておくことをお勧め致します。
①住宅火災保険
主に、火災と、一部自然災害のみを補償してくれます。(火災・風災・落雷)
水害や、雨漏りなどは対象になっていないことがほとんどです。
②住宅総合保険
住宅総合保険は、自然災害や人災による建物の破損。さらに盗難などにも対応していることがあります。
幅広いケースを補償していることが多いので、保険をかけることで安心して生活をしたいという方は、この保険を勧められることが多いようです。
③オールリスクタイプ
オールリスクタイプの保険は、「住宅総合保険」よりも、さらに補償の範囲を広げたい時に適用したりします。損害箇所を修理するのに実際にかかる額を補償してくれる条件をつけることもできます。
ご自身の生活環境や、生活習慣に合わせて、住宅総合保険よりも、充実した内容にしたい方は、この保険を契約されていたりします。
主要的な保険をご紹介しましたが、実際の保険内容などは、契約されている会社によっても細かく違います。
保険証書などで、自分の住宅にかけている保険内容はしっかり確認しておきましょう。
申請時の注意点
次に、火災保険を申請する際の注意点やポイントを解説します。
・災害の被害から三年以内に申請すること。
・施行完了後の工事も条件が当てはまれば申請可能。
・被害状況の写真をしっかり残すこと。
・書類は塗装業者が代行してサポートしてくれることもある。
・外壁塗装にかかる費用が免責金額未満だと申請できない。→免責金額は保険の種類や条件によって、1万円・20万円などと設定されています。
特に注意点としては、自然災害によってどれくらいの損害があったのか?その時の写真をしっかりとることです。
写真を撮る前に、自分で補修してしまったりすると、火災保険適用条件から外れてしまうことがあります。
また、手順を間違うことで、適用ないだったものが、適用外になってしまうケースも少なからずあるので、
少しでも不安な方は、保険会社や、専門業者の指示を仰いでから、保険の申請や修繕に取り掛かるようにしましょう。
まとめ
このページでは、火災保険を適用できる条件、火災保険の種類、火災保険の申請する時の注意点やポイントについて解説しました。
うまく活用すれば、外壁塗装を実質0円で施行できることが多いです。
これは、火災保険について知っているか、知らないか。
もしくは相談できる人がいるか、相談者がいないか、、
たったこれだけの違いで、支払う金額が何十万単位で変わってくることを意味します。
火災保険も、正しく知っておくだけで、お得にご自宅のメンテナンスに活用できるので、ぜひ、今入っている火災保険の内容や、補償範囲について、しっかり確認してみることをお勧め致します。
外壁塗装を検討していて、このページにたどり着いた方や、
塗装関係で、火災保険についてサポートしてくれる会社を探していた方は、
このまま、下のお問い合わせフォームより、お困りのことやご要望をお送りください。
24時間以内に、必ず対応させていただいております。
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