お家のメンテナンスで定期的に訪れる、外壁の塗り替え。
足場組み立てから塗装まで全部含めて、50万〜100万円はかかるので、工事を躊躇するという方や、できるだけ安く済ませたいという方も多いでしょう。
もちろん、お客様のご要望に合わせた適性価格であれば、安いに越したことはないと思いますが、
注意点として、業者の中には、安く済ませたいという心理に漬け込み、手抜き工事をするような会社もあります。
いくら安くても、出来上がりの品質が悪かったり、塗装が数年で剥がれたりしては、メンテナンスの回数や気苦労も増えるので好ましくありません。
そこで、このページでは、できるだけ「外壁塗装を安く済ませたい」と思っている方でも、
最低限これだけは、把握しておいた方が良いこと
についてご紹介します。
外壁塗装の予算を抑えたい時の注意点。
1、外壁塗装で把握しておきたいこと
外壁塗装の予算を調整したいという方も、まずはこれから紹介する、「外壁塗装の基礎」を把握しておくことをオススメ致します。
1-1) 外壁塗装をしない、、という選択が招く未来
まず、予算が無いから外壁塗装をしない、、、という選択をすると、どうなるかをご説明しようと思います。
外壁塗装は、お家の景観をよくする目的ももちろんありますが、
新築・最後の塗装から10年、20年経った頃には、外壁の塗膜の防護力は機能していません。
苔が生えたり、ヒビが入ったり、壁を触ると白い粉がついたり、、目に見える劣化があるはずです。
その、防護機能が失われた状態というのは、本来、塗膜に守られている外壁材が剥き出しになっているということです。
その状態を長期間放置すると、塗膜どころか外壁材自体が劣化し、外壁にヒビが入り、虫が侵入したり、雨漏りの原因などにもなってしまいます。
しかし、定期的に外壁を塗り替えておけば、外壁材の上に、塗膜というバリアーが継続的に張られることになるので、外壁材が長持ちするようになり、お家自体の劣化を防ぐことができるようになります。
そのため、外壁塗装を定期的にすることは、とても大切なメンテナンスとなります。
1-2) 格安業者への依頼は慎重にしましょう!
安く塗装をしたい!!
そう強く願っていると、あなたも安い業者を探そうとするので、「格安業者」に行き着くことがあると思います。
通常は、70万くらいする塗装でも、「ウチなら30万くらいでできますよ」と、納得できる根拠もなく格安な値段を提示してくる業者には、十分注意をしてください。
外壁塗装は、元々の相場の価格が高い業界です。
それは、ぼったくっているというお話ではなくて、塗装をする際の工程に理由があります。
高所を塗装するために必要な足場の組み立て、材料費、人件費、材料の運搬費、塗装が乾燥するまでの工程や期間、などなど、、、
普通に見積もりを取ると、必ず、高額になる工事なのです。
にもかかわらず、値引きをする、、、ということは、塗装に必要な大事な作業工程を何かしら削っている可能性が高い、、ということです。
まず、前提として、
会社は、赤字になる経営は絶対にしません。
つまり、利益を削ってまで工事を請け負う会社は少ないということ、、、
そして、
赤字覚悟、、という業者もいるかもしれませんが、作業員や営業マンが、会社の本当の売り上げ事情を、お客さんに話すことは絶対と言って良いほどありません。
必ず、裏で利益が出るように調整しています。
安さだけに食いついてしまうと、思わぬ手抜き工事をされたり、物を壊されたり、塗料がついたり、
変なトラブルを抱えるタネになり兼ねませんので、あまりにも安すぎる業者と出会った時は、
一度冷静になって、複数の会社の見積もりを取り、見積もりの根拠をちゃんと聞いてみる、、などしてみることをオススメ致します。
2、 低予算にする時に覚悟したいこと
それでも、やっぱり低予算で済ませたいと思う方もいらっしゃると思いますので、
低予算にする方法と、低予算にした時に起こりうることについてご説明しようと思います。
2-1) 塗料のグレードを落とす。
塗料のグレードを落とすと、その分値段が下がります。
ただし、塗料のグレードが落ちると、「塗膜の耐用年数が短くなることがほとんどです。」
耐用年数が短くなると、通常よりも早く、塗装が剥がれたりするので、メンテナンス周期が早まってしまうデメリットがあります。
10年持つはずが、6年で劣化が目につくようになった、、、
そうなってしまう可能性もありますので、塗料で値段を調整する時は、塗料の特性をしっかり業者に確認するようにしましょう。
2-2) 部分的に塗装をする。
劣化が明らかに進んでいる場所だけを塗装するという方法もあります。
例えば、屋根だけ塗装したり、外壁の一部だけ、、のような感じです。
しかし、業者によっては対応してくれないことがありますし、どの道、お家の塗装は全体的に必要になります。
外壁と屋根は同時に塗装するのが一般的ですが、これを二回に分けてしまうと、通常1回で住むはずの足場組み立てを、2回してもらう必要が出てきます。
そうなると、コストが上がります。
特別な理由がある場合は、別々に塗装を進める手段も良いと思いますが、できるだけ同時にすることをオススメ致します。
2-3) DIYで塗装する。
最終手段は、自分で塗装する。
という方法もあります。最近は、DIYブームもあり外壁も全部自分でやろうとする方もいらっしゃいますが、
外壁や屋根のように、面積が広くなると、正直素人で対応できるものではなくなります。
塗装に時間がかかると、塗料の乾燥時間も場所によってバラバラになったりして、ひどいムラができる原因にもなります。
また、高所作業が必要になるので、経験や知識の無い人が作業すると、大怪我に繋がる危険性もあります。
ので、最終手段としてh、DIYという方法もあるというご紹介はしましたが、
当社としては、あなたの体の安全を暗じるという理由から
DIYは絶対にオススメしません。
まとめ
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