マンションの屋上防水塗装の費用や耐用年数について
マンションの塗装について
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マンションを所有している方は、大規模修繕計画で、外壁塗装をすることになります。

 

その際は、外壁だけでなく、その他の共有部や、屋上も修繕対象になります。

 

このページでは、マンションの屋上の防水塗装にかかる費用や、塗料の耐用年数についてご紹介します。

 

マンション屋上の防水塗装について

 


1、マンション屋上の防水塗装の相場


 

屋上の防水塗装は、大きく分けて4パターンあります。

防水の仕方によって、費用も耐用年数も違いがあるので、どのような防水方法があるのか?も一緒に紹介していきます。

 

 

 

1)ウレタン防水

 

ウレタン防水とは、液状の防水材を塗布することで、防水膜を作る方法です。

 

また、ウレタン防水には「密着工法」「通気緩衝工法」の2つの工法があります。

 

「密着工法」は、ウレタン防水材を下地の上に直塗りし、メッシュ素材の補強布を貼り付け、さらにその上に、ウレタン防水材を塗り重ねて仕上げる工法です。

 

「通気緩衝工法」は、溝のある通気緩衝シートを貼り付けて、その上からウレタン防水材を塗る工法です。

 

ウレタン防水材は、液状のため複雑な形状の場所でも簡単に施工できるのが最大の特徴です。

 

そのため、障害物が多い場所で、よく使用される防水方法です。

 

デメリットとしては、亀裂に弱く耐久性が低い点と言えますが、定期的にメンテナンスをしていく前提であれば、大きなデメリットとは言えないでしょう。

 

◆ 耐用年数:10年〜12年

◆ 費用相場:6,000円〜12,000円 / 1㎡

 

 

 

2)FRP防水

FRPとは、「繊維強化プラスチック」のことです。

ガラス繊維製のプラスチックに、ポリエステル樹脂を組み合わせた塗料を塗っていきます。

 

塗料がとても軽量なので、建物への負担が少ない上に、プラスチックなので耐久年数も長めです。

 

ただ、伸縮性が低く、地震のような揺れがあると割れやすい。というデメリットがあります。

 

コストもかかりますが、建物への荷重を抑えられるので、高層マンションの屋上に多く利用されている塗料です。

 

◆ 耐用年数10年〜12年

◆ 費用相場6,000円〜10,000円 / 1㎡

 

 

 

3)シート防水

シート防水は、その名の通りシートを接着剤などで固定する防水方法です。

 

シート防水には、「密着工法」「機械的固定方法」の2種類があります。

 

「密着工法」では、下地もしくはシートの裏面に接着剤を塗り、シートを貼り付ける方法です。

 

「機械的固定工法」は、緩衝材を先に敷いて、鋼板やビスで防水層を機械的に固定する工法のことを言います。

 

シート工法は、施工期間がとても短くメンテナンスも必要ないので、最もコストを抑えられる防水方法です。ただし、何かの拍子でシートが剥がれることもあるので、その場合は施工し直す必要があります。

凹凸のない、屋上にはとても向いている防水方法です。

 

 

◆ 耐用年数10年〜12年

◆ 費用相場8,000円〜15,000円 / 1㎡

 

 

 

4)アスファルト防水

アスファルト防水は、その名の通りアスファルト(コンクリート)で防水施工する方法です。

 

アスファルト防水には3つの種類の工法(「熱工法」「トーチ工法」「常温工法」)があります。

 

アスファルト防水は、昔からある工法です。防水性と耐久性の両方に定評がありますが、アスファルトを施工する際の煙や臭いがデメリットとして挙げられます。

 

◆ 耐用年数:15年〜25年

◆ 費用相場:11,000円〜22,000円 / 1㎡

 

まとめ

 

以上このページでは、マンションの屋上防水にかかる費用の相場と耐用年数についてご紹介しました。

 

施工方法は、建物の形状によって向き不向きがありますので、この記事を読んで、あなたの興味が沸いた方法では施工できない場合もあります。業者と相談しながら進めることをおすすめします。

 

また、どの防水方法でも耐用年数は目安として挙げられているに過ぎず、実際に塗り替えや補修が必要なタイミングは、目で見て確認をする必要があります。

 

水捌けが悪くなった気がする、、

雑草が生えている、、、

水たまりができている、、

塗装が剥がれている、、、

 

仮にそのような状態であれば、前回の補修からの経過年数に関係なく、防水工事を検討してみることをおすすめ致します。

 

当社、福永塗装工業も、鹿児島市で塗装工事を承っておりますので、些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

 

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