屋根の塗り替え塗装で雨漏りは防げるのか?
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屋根の塗装を検討されている方で、「屋根を塗装すれば、雨漏りしなくなる」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。

 

結論から言いますと、

 

屋根の塗装だけで、雨漏りは直りません」

 

屋根を塗装すれば雨漏りしなくなる.....というのは、利益重視の業者の営業文句なので、間に受けないようにしましょう。

 

このページでは、「塗装で雨漏りが治らない理由」「屋根を塗装するメリット・デメリット」について解説していきます。

 

屋根の塗り替え塗装で雨漏りは防げるのか?

先ほど冒頭でお伝えしたように、屋根の塗装だけで、雨漏りは直りません。」

 

これは、現在雨漏りをしている場合も、将来的な雨漏り予防目的だとしても同じことです。

 

屋根を塗装して雨漏りを防げる。という営業トークを信じて、雨漏りを防ぎたいからという理由で塗装工事はしないことをオススメします。

 

 


◆塗装で雨漏りが防げない理由


前提として、屋根外壁も雨水の進入は避けられません。ではどうやって雨漏りを防いだりしているのかというと、それは、進入した雨水を逃す、施工場の仕組みが大きく関係しています。

 

屋根の構造は、一次防水のための「屋根仕上げ材」、そして二次防水機能をもつアスファルトルーフィングという屋根材の、二層構造になっています。

 

一次帽子機能が破損しても、二次防水によって雨漏りを防げるようになっています。

 

そのため、雨漏りをする。ということは、そもそもの屋根材が損傷していることが原因なので、塗装をしても雨漏りを解消することはできません。

 

 


屋根塗装の本当の目的


とはいえ、屋根の塗装が全く意味がないかと言うと、そういう訳ではありません。

 

屋根の塗り替え塗装には以下の目的と効果があります。

 

 

効果1:景観の回復

屋根を塗装すると、景観が美しく復活します。屋根は常に日光や雨水、風にさらされるので、藻や苔・カビが生えることがあります。

 

塗装作業をする時には、必ず洗浄作業があるので、これらの汚れを業者が除去してくれます。

 

 

効果2:屋根材の保護

塗料にも、雨水を弾いたりする「防水塗装」があります。そのようなコーティングを屋根に行うことで、屋根材の劣化の進行を遅らせることができます。

 

ただし、これは先ほどの「塗装で雨漏りが防げない理由」でご説明した、「一次防水」の屋根材をコーティングするに過ぎません。

 

直瀬的に雨漏りを防ぐこととは、関係ありません。

 

 

効果3:遮熱効果

塗料によっては、遮熱効果を高めることができます。

屋根は、常に紫外線にもさらされているので、劣化が進みやすい場所でもあります。

 

塗装をすることで、その劣化により失われた遮熱効果を取り戻すことができます。


 

屋根の塗装は主に上記の目的と効果があり行うものになります。

 

 

 


屋根の塗装で逆に雨漏りをすることも??


屋根の塗装の目的や、雨漏りについてここまで解説してきましたが、悪質な業者に塗装を任せると、塗装工事をしたことが原因で雨漏りをしてしまうこともあります。

 

屋根塗装の工事の過程で「縁切り(えんきり)」という工程があります。

 

屋根材でよく聞く材料で「コロニアル」や「カラーベスト」というものがあります。

 

これらの屋根材には、表面に溝がありこれらの溝には、雨水を誘導する役割があります。

 

しかし、塗装の時にこの溝を塗料が塞いでしまうことがあり、塞がってしまうと雨水を逃せなくなるので、屋根劣化、つまり、雨漏りに繋がってしまいます。

 

そのため、塗料が溝を塞がないために行うのが、「縁切り」という工程になります。

 

業者によっては、この縁切りを手抜きで終わらせてしまい、溝を塗料が塞いでしまうことがあります。

 

とはいえ、縁切りという固定は必ず必要というわけでもなく、溝の深さが4mm以上の隙間があれば必要ないとも言われています。

 

そう言われているが故に、縁切りの工程を端折ってしまう業者が現れているのかもしれません。

 

同じ塗装業者として、信じがたいお話ではあるのですが、そのような手抜き工事をして、相場以上の料金を吹っかける業者もあると聞きます。

 

塗装業者の人と話す中で、質問への回答が曖昧など、少しでも不審なところがあれば、別の業者に見積もりをとってもらうなどするのをオススメします。

 

 

まとめ

以上このページでは、屋根の塗り替え塗装で雨漏りが防げるのかについて解説をしました。

 

結論として、塗装で雨漏りを防ぐことはできません。

それは、あくまでも屋根材とその構造によって雨水の侵入が防がれているので、屋根材が損傷している状態で塗装をしても意味はないからです。

 

ただし、

 

先ほど、屋根の塗装の目的の中でもお伝えしたように、屋根を塗装することは、屋根材の劣化防止に繋がります。

 

少しでも屋根材を長持ちさせるためのメンテナンスとして、屋根の塗り替え塗装をされる方はとても多いです。

 

また、屋根をメンテナンスすることは、お家全体の劣化を遅らせることにもなります。

 

屋根外壁塗装は、雨漏りを防ぐためではなく、お家自体を長持ちさせる上でも、ぜひ定期的に実施されることをオススメいたします。

 

鹿児島市で、塗装業者をお探しの方は、無料で見積もり相談承っておりますので、お気軽に福永塗装工業へお問い合わせください。

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